14回目を迎えるFANTANIMA!
今回の会場美術のテーマ『○△□(まる・さんかく・しかく)』は、出品作家であり会場美術担当されている飯野モモコさんの提案によるものです。
飯野さんの書かれたことを一部を引用します。
「無から有へ」という創造の原点に立ち返り、まだ何も形を持たない“無”の状態から、最初に生まれる“形”= 円・三角・四角という、世界を構成する最も根源的な”かたち”をイメージしました。○△□は、文化や言語を超えて誰もが理解できる共通認識の”かたち”でもあります。
FANTANIMA!がこれまでにも様々な国の作家や作品を繋いできたフラットなスタイルもこのテーマと重なります。
また○△□は、記号であり、象徴であり、「見る」から「作る」という行為のはじまりをも思い出させます。
観る人それぞれの中に潜む「形の記憶」や「存在のはじまり」を呼び起こし、
単なる図形ではなく“世界がカタチを持ち始める瞬間”のイメージを呼び起こすきっかけになれば、と思いました。
偶然ですが、江戸時代の絵師、仙厓義梵(せんがい ぎぼん)が描いた禅画にも「○△□」があります。このシンプルな絵は深い意味合いがあったのではないかといろいろな解釈がされています。英語では’The Universe’と訳されることもあるそうです。
参考URL https://daruma3.jp/kakejiku/308# 義梵(せんがい ぎぼん)が描いた禅画作品
このテーマを受けた青の羊さんのファニマは、表の顔は○が△、□を内包していく宇宙の真理、裏は外界の□から内面の○に向かう内的宇宙を象徴しています。
生命の営みそのものを感じさせる今年のファニマちゃんです。
2026年、世界も個人の生活でも大きな変化や困難が次々に起こります。
FANTANIMA!も影響を受け難題を抱えています。
でも展示のテーマが響き合い、国境を越えて特別に制作された作品が届き、箱を開けて目を見張る時、この出会いこそがFANTANIMA!が生み出す奇跡なのだと改めて実感しました。
この奇跡は金銭や力で手に入れることのできない、宝だと思いました。
作家の方々からもFANTANIMA!がいかに特別なもので、こういう時代だからこそ続けてほしい、希望であるという熱いメッセージが届きます。そう、こういう作家の思いを受けて、FANTANIMA!は自分で育っているのでした。
ならば世界を混乱に陥れる一部の人間に振り回されずに、この奇跡を多くの方と共有するために働かねばと思っています。
今年のFANTANIMA!も、どうぞよろしくお願いいたします。
FANTANIMA!主催
羽関チエコ(羽関オフィス/ノンクプラッツ)
ファニマ「○△□」

第1回からFANTANIMA!のマスコット、ファニマを制作してくれるのは、青の羊さんです。


東京展スタッフ
美術チーム
飯野モモコ ディレクション
流木MARU 流木アート
小駒豪 造形美術
運営サポート
ラナトリエ(山田幸子、山田芽生、山田寧々)
ロゴデザイン
篠原梨乃
主催
ノンクプラッツ(羽関チエコ、小川清)
special thanks
FANTANIMA!パワーチーム
内海眞理子
会場ボランティアの作家の皆様
Emerald



