今年で8回目を迎えるFANTANIMA!は、今まで日本になかった動物造形作品の展示会です。タイトルのFANTANIMA!(ファンタニマ)はFANTASYとANIMALまたはANIMA(生命)をかけあわせた造語です。「想像上の生き物」を通して作家たちの子供心、自由な発想、ユーモア、アート、クオリティが集結した祝祭のような展示会です。
毎年ゴールデンウィークに東京展を丸善丸の内本店ギャラリーで開催、その後、関西展を約1ヵ月、大阪の2会場(書肆・珈琲アラビク、乙女屋)で開催いたします。
毎年ロゴや会場美術にテーマを設定しています。
2016年は「石」、2017年は「水」、2018年は「空気」、2019年は「花」、そして2020年は「in the dark」です。
すべての始まるである闇。そのときに、生き物は光に向かうための感性を研ぎ澄ませていったのではないでしょうか。平安と不安が入り乱れるようなこの頃。その感性をもう一度呼び戻すために、作家のつくるファニマたちは頼れるパートナーとなることでしょう。
(このテーマは作品のためのテーマではないので、作家は必ずしもそれに沿わなければならないということではありません。)
今年のマスコット「ファニマ8号」
ファニマ8号は「暗闇の光」という名前です。2020年のFANTANIMA!の水先案内人です。作者は青の羊さん。アンティークビスコースに彩色、グラスアイ、糸、ガラスビーズを使っています。
歴代のファニマは永久保存します。カタログ制作のためのクラウドファンディングでは一回り小さい8号を、オリジナルと同じ素材を使って作者が制作いたします。限定3点となります。
今年のオールスターズ
ヴァシレク、ダヴィデンコ、パンコヴァ、アレナK、クリベンコ、マンドラゴラ・ルート、ゴンバッシュ、カベルスカヤ、ソロドヴァ、ジレンキナ、コズィツカヤによるファニマたちです。