Suliz Studio Perestudio (Suliz Tatiana) スリズ・タチヤナ
小さなときから手作りが大好き。美術大学卒業。想像上の動物や苺の妖精を樹脂やぬいぐるみで作る。ウェイトリフティングの選手の経験もあり、現在はボディビルディングの全国大会に出場するほどのスポーツウーマン。キーウ在住。
昨年、私は道に落ちていたマルハナバチ(バンブルビー)を見つけました。
その蜂は羽がとれていました。
かわいそうに思って、家に持ち帰りました。家にはいつも新しい花が咲いていました。
彼は私の家で40日間過ごしました。
私はこのマルハナバチの思い出を形にしたくて、これを作りました。 ─タチアナ・スリズ─
関西展出品作品
ウクライナ西部の山間部に避難していたときに制作、画像もそこで撮影されました。
(今は本人はキーウに戻っています)
避難中の不安な状況で希望を託して生まれた最初の子たちです。
画像も自然の空気の色合いを感じます。
銀河キャット ブルー/イエロー
魚たち
エッグモンスター
イモ虫シリーズ
※イモ虫はこの他「仏陀子猫イモ虫」があります。全体画像にはもう一点ありますが、破損のためご紹介は控えております。
バンブルビー
※全体画像では2点ありますが、出品は1点となります。
ペンダント
東京展(終了)出品作品
「大きな緑のバンブルビー」と「バンブルビー・タイガー」
このバンブルビーは2月6日にキーウから発送され、一週間ほどして日本に届きました。
エレキギターに憧れている彼女のマーシャルのミニアンプの上での記念写真。
作者は今は、この家を離れて西ウクライナの山中で避難生活を送っています。
本来なら、その後にさらにFANTANIMA!出品作品を制作するはずだったのに。
制作したいという熱い思いとはかけ離れた恐ろしい現実がウクライナを襲いました。
先日、スリズさんは罠にかかったねずみを助けました。そのねずみを持ち帰り、餌をやって面倒を見ているそうです。
元気になったら、安全なところに逃がしてあげるそうです。
「今は蜂ではなく、ねずみなの」という便りを送ってきた彼女にとって、そのねずみが希望の証なのでしょう。
このバンブルビーは、底抜けに明るい彼女が戦争が始まる前に作った最後の作品です。
スリズさんは「作りたい! 作らないと気持ちがもたない!」という前向きな気持ちで、少しずつ材料を揃えながら制作再開の準備を進めているそうです。
早く平和になり、スリズさんのみならず、ウクライナの人々の深く傷ついた心が癒やされることを願ってやみません。(主催者)
SOLD OUT
関西展作品も制作中ですが完成・会期中到着時期については未定です。制作環境が不安定なためご理解を頂ければ幸いです。
立位17cm 座位15cm
樹脂粘土、プラッシュ、ビスコース 首と足7カ所ジョイント
花がつきます
6cm
樹脂粘土、プラッシュ、ビスコース 足(6本)可動